- NETIS:CB-110010-VE 平成30年度 準推奨技術
- 特許 第4625532号

仮締切LPF工法によって、
橋脚の耐震補強工事を
より迅速かつ安全に。
仮締切LPF工法は、既設水中橋脚における
仮締切用のライナープレートを設置するための技術です。
水中から構築される橋脚や壁などの補強・修繕時に
気中空間を確保するためライナープレートを使用しています。
このLPF工法を活用することにより、施工性が向上し、
工期短縮・安全性が向上します。
また狭隘部での施工が可能となり適用範囲が広がります。
仮締切LPF工法は、主に以下の部材で構成されています。
-
吊冶具
組⽴および仮締切の吊上げ・吊下げに使⽤します。
-
プラットフォーム
仮締切材を⽔上(気中)で筒型に組⽴てる部材です。ライナープレート3段(1ロット)を以下の流れで気中組立することが可能です。(1)ライナープレート吊上げ(2)プラットフォーム折り畳み・格納(3)ライナープレート吊下げ(4)プラットフォーム展開
-
仮締切材(ライナープレート)
標準は⽌⽔⽤ライナープレートです。
-
止水工
ライナープレートと橋脚基礎をコンクリートで固定する。
-
底版処理⼯
ライナープレートの設置部の平坦性と⽌⽔性を確保する。
仮締切LPF工法
施工実績
日本全国56件
※平成23年〜令和2年6月まで
- 国土交通省8件
- 地方自治体42件
- 民間企業(鉄道等)6件
-
北海道・
東北地域宮城県 神取橋
(小判形:φ6000×13536L×3500H)
-
北海道・
東北地域青森県 八戸シーガルブリッジ
(小判形:φ14000×23263L×7500H) -
関東地域
神奈川県 鶴見川橋梁
(小判形:φ6400×9069L×10500H) -
関東地域
神奈川県 烏帽子田橋
(小判形:φ4000×13106L×3500H) -
北陸・
中部・
東海地域静岡県 相良橋
(円形:φ12400×7000H) -
北陸・
中部・
東海地域三重県 船津橋
(円形:φ6000×13536L×6500H) -
近畿地域
和歌山県 古座大橋
(円形:φ9000×7000H 他3基) -
中国地域
島根県 西益田大橋
(円形:φ9500×8500H) -
中国地域
広島県 睦橋
(円形:φ5300×7500H) -
四国地域
高知県 坂折橋
(円形:φ7500×7500H) -
四国地域
高知県 仁淀川河口大橋
(円形:φ10500×9500H) -
九州地域
大分県 西橋
(小判形:φ5000×15048L×6000H)
-
STEP
01プラットフォーム・吊治具
および
浮上がり防止鉄筋設置 -
STEP
021ロット(3段=1.50m)を
1回設置 -
STEP
03止水コンクリート
打設 -
STEP
042ロット以降
組立・設置 -
STEP
05吊冶具・
プラットフォーム
撤去 -
STEP
06ドライアップ
計画・設計から
お任せください。
形状・寸法をご提案し、工程・公示価格を算出いたします。
概要計画は過去の施工実績から10日程度で計画いたします。(要CAD図)
詳細計画は30日程度必要です。
成果品:設計計算(メーカー)・工程表・計画図
設計に必要な環境条件をもとに施工可否の判定を行います。施工条件により仮締切材の高さや形状を設計します。
- 施工箇所
- ・現地踏査より現場環境条件を把握する。
- 流 速
- ・標準0.4m/s以下とする。
・施工可否の判決をする。※資料がない場合は現地踏査により判定
・規定流速以上である場合は施工可能範囲内の減速できる計画案を提示する。 - 施工環境
- ・施工可否の判定をする。
・水質、降雪地域、山間部、標高などを考慮し判定する。 - 構造条件
- ・堆積土砂の掘削が必要。※先行掘削
- 内空間
- ・指定がなければ、標準内空間2.0m程度で計画する。
・補強方法を踏まえ、内空間の幅を決定する。※先行掘削 - 仮締切高さ
- ・標準は最高推移より+0.5m以上とする。
・概算設計時点での高さとする。 - 形状
- ・円形 ・小判形 ・矩形 ・コの字形
仮締切LPF工法の説明会・プレゼン
仮締切LPF工法についてのご説明やプレゼン依頼も受け付けております。
ご依頼いただきましたら、専属の作業員が仮締切LPF工法について丁寧にご説明に伺います。
施工管理
専属の作業員により高品質な仮締切をご提供いたします。
仮締切LPF工法に関するお問い合わせ
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